
アレルギーが原因で引き起こされる疾患は多く、ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患は年々増加の傾向にあります。アレルギー性疾患の多くは 慢性に経過し難治性ですが、当クリニックではそれぞれのお子様に応じた治療を選択し、日常生活におけるアドバイスも行っております。 |
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小児ぜん息は、呼吸をするときにヒューヒュー、ゼイゼイという音(ぜんめいと言います)が聞こえる呼吸困難を繰り返す疾患です。初めのうちは、カゼをひいたときに咳が長引いたり、ヒューヒューと呼吸にともない音が聞こえることが多いようです。カゼのたびにこのような症状を繰り返し、カゼをひいていなくてもぜんめいが聞こえるようになり、咳が出やすくなったり、運動をした時もぜんめいや咳がでて、苦しくなります。このような場合はぜん息が疑われます。 |
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アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹を主とする慢性に経過する疾患であり、多くの患者さんはアトピー素因を持つとされています。アトピー素因というのは、1)ご家族にアレルギー疾患の方がいる、2)ぜん息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患にかかっている、3)アレルギーに関係する免疫グロブリンであるIgE抗体を産生し易い素因のことです。 |
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